仙腸関節障害

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2024.3.24

臨床ブログを更新しました

3DCT画像などを用いるとより治療効果が高くなってきました。
症例:股関節インピンジメント FAI Pincer型、CAM型の複合タイプの術後

2024.3.18

臨床ブログを更新しました

変形性膝関節症に発展しやすい病態として近年注目されている「内側半月板後根損傷MMPRT」の症例についてです。
症例:内側半月板後根損傷 MMPRT

2024.3.6

臨床ブログを更新しました

今回はMRIの読影だけでなく、細かい神経学も復習しながら対応しました。
ハムストリングスの攣り・肉離れ 総腓骨神経障害

2024.2.9

臨床ブログを更新しました

触診の精度が上がれば上がるほどMRI画像などの画像で得られる情報と合致してきます。
症例:脊柱管狭窄症 第3腰椎滑り症

2024.2.5

臨床ブログを更新しました

最近は、芸能人含めアーティストの方にもたくさんご来院いただきありがとうございます。
歌手の痙攣性発声障害に対する治療

2024.1.30

鍋谷太一選手、賞金ランキング7位で一年を終えました。ジャンプアップおめでとうございます。
「 カシオワールドオープンゴルフトーナメント」優勝
「日本オープンゴルフ選手権」10位入賞
「バンテリン東海クラシック」8位入賞
「フジサンケイクラシック2023」3位入賞
「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント2023」3位入賞

臨床ブログを更新しました

ゴルフ 運動解析の研究論文を読んでパフォーマンスを考察する
ゴルフコンディショニング 鍋谷太一選手

2023.12.16

臨床ブログを更新しました

年末は忘年会などで座り時間が増え腰痛の方が増えています。
あぐらによって出現した外側大腿皮神経痛

2023.12.6

臨床ブログを更新しました

内蔵の配置と神経支配がポイントです。
コロナ後遺症? 喉のつっかえと逆流性食道炎

2023.10.23

プリンセス駅伝にて5区で区間賞を取りました!
おめでとうございます。

陸上に関係する最近のブログをいくつかシェアしておきます

①大腿部後面の痛み 坐骨大腿インピンジメント
②太ももと足の付け根の張り 仙腸関節から読みとく
③学童期の股関節の張りとつまり

2023.10.1

駐車場利用について

テナントとしてお借りしている山田ビル様の駐車場を8/1よりお借りできることになりました。
契約している場所と利用条件についてこちらのページをご参照ください。

Sacroiliac Joint

仙腸関節

仙腸関節の機能検査

仙腸関節は、手足の関節と違って、「手を上げよう」「足を上げよう」というように「仙腸関節を動かそう」としても、能動的に動かすことのできない関節です。

基本動かない関節ですが、正常では3度程度の動きを持っており、股関節や腰部の動きと連動して動くため、検査する場合も股関節の動きに対するリアクションを見ていきます。

仙腸関節のすぐ前方を足に向かう神経が通り抜けており、神経痛のような症状を起こすため、神経痛や股関節周囲の問題にはとても重要な部位となっています。
 

仙腸関節の離開(可動性亢進)

近年、骨盤の矯正や運動で腰痛を治そうと試みる場合が増えており、正常では3度程度の関節が捻挫した関節のように大きく動きすぎ、「不安定」を起こしている傾向が多いように感じます。

確かに仙腸関節は、とても素晴らしい良い変化が出ることもあるのですが、20年以上経った今でも正確に触診することはとても難しいと感じます。

個人差だけでなく年齢差もあるため、昔診ていた方が10年経っても、その時の動きはまた変わっているなど本当に難しい部位です。

慎重に調整させていただきます。
 

産前産後の仙腸関節について

「産後の骨盤矯正」は出産後に行うのが一般化されてきているようですが、実際にエビデンスがあるものとそうでないものがあります。

産後に続く骨盤帯痛は多くの場合、3ヶ月以内に自然消失すると言われています。しかし、7%の方が出産3ヶ月以降も続く慢性的な骨盤帯痛で苦しんでいるというデータが海外のものですが存在しています。

この3ヶ月という期間が骨盤矯正をするべきかどうかの1つの判断基準となるのではないでしょうか。

エビデンスが出ているものについてまとめました。
 
詳しくはこちら

仙腸関節も・脊柱の関節も動きの範囲は3度程度のごく僅かな動きのため、
機能検査・触診においても数度の範囲の動きを検査していきます。
 
関節の動きが小さいため、治療でも強い力は必要ありません。
どなたでも安心して受けていただくことができるかと思います。

仙腸関節と股関節の関連

Sacroiliac Joint & Hip Joint

【仙腸関節の向き】と【寛骨臼の向き】

股関節を形成し、大腿骨頭をはめ込む受け皿である「寛骨臼」は前外方をむいています。
一方、仙腸関節は前内方を向く形で関節を形成しています。

仙腸関節の機能障害によって、寛骨臼の方向が変わり、結果、股関節に炎症を起こすことがよくあります。

股関節痛でお困りの方には、仙腸関節の機能をチェックします。
 

臼蓋形成不全と仙腸関節

臼蓋形成不全と仙腸関節

【臼蓋形成不全】とは

股関節を形成し、大腿骨頭をはめ込む受け皿である「寛骨臼」の天井部分を「臼蓋」と言います。
上半身の重みは、この臼蓋を通して足へと伝わっていきます。

先天的に、または変形など加齢やこの仙腸関節の問題によって寛骨の臼蓋が浅く、大腿骨を覆っている場合に、股関節や膝に炎症や痛みを起こします。

主に先天的な場合を「臼蓋形成不全」と言います。
レントゲンでは、図で示したCE角とSHARP角で臼蓋の形成不全があるかどうかを判断します。

当院では、臼蓋形成不全の方も、仙腸関節の機能障害により、臼蓋に問題を抱えた方も、骨盤や腰椎、股関節の協働運動をチェックし、治療にあたります。
 

仙腸関節とFAI

仙腸関節とFAI

仙腸関節とハムストリングス

仙腸関節の状態によって、大腿骨頭と寛骨臼の間でインピンジメント(FAI)を起こす場合があります。

股関節の治療は必須ですが、仙腸関節の状態を把握しながら両方の調整が必要になります。

このMRI画像はハムストリングスの肉離れの患者さんですが、背景に股関節前方インピンジメントが見つかりました。

股関節の運動障害が背景にあり、結果肉離れを起こしたようです。
 
詳しくはランニングのコラムでも説明しています

仙腸関節と坐骨神経痛

Sacroiliac Joint & Sciatica

仙腸関節と坐骨神経の関連

仙腸関節と坐骨神経の関連

仙腸関節と坐骨神経痛

坐骨神経は、骨盤を形成する仙骨の前外側から体表に出て、坐骨結節のすぐ外側を走っています。
そのため、仙腸関節に異常を起こすと、坐骨神経を刺激してしまいます。

主に、坐骨結節の外方変位と仙骨の下方変位による問題が多いですが、仙腸関節の機能障害自体が坐骨神経痛に似た症状を出すことがあるため、当院では、坐骨神経痛の方は、ほぼ全員に対して、仙腸関節の機能をチェックしていきます。
 

坐骨神経の障害ポイント

坐骨神経の障害ポイント

坐骨神経が障害されるポイントは多数

坐骨神経は、とても長く走行しているため、一概に「仙腸関節の問題である」と決めつけるのはとても危険です。

私が今まで経験してきても、仙腸関節だけの治療で良くなるケースはまずなく、膝や足関節の治療も同時に行わなければ、効果が継続しなかったり、良くならないと言ったケースがたくさんあります。

来院いただいた全ての方に効果を出すためにも全身の機能検査を行いますので、その間、お体をお貸しいただけます様よろしくお願いいたします。

その他、坐骨神経痛を起こす原因などは多数あります。
椎間板ヘルニアや滑り分離症、脊柱管狭窄症など他の腰痛については下記のページを参考にしてください
 
腰痛治療の深化

腰仙関節の形状と機能

Lumbosacral joint

仙腸関節と坐骨神経の関連

仙腸関節と坐骨神経の関連

腰仙関節

この方は、仙腸関節の痛みで来院された方ですが、MRIを拝見する限り、腰仙関節(第5腰椎と仙骨)の椎間板が完全に潰れてしまい、Modic変性と呼ばれる椎体の変性まで始まっていました。

腰仙関節が潰れることによって、腸腰靭帯が緩み、仙腸関節の可動性が亢進していたため、仙腸関節による痛みを起こしています。

仙腸関節を安定させるためにも腰仙関節の機能を取り戻すことで改善に至りました。
現在は運動も行えるまで回復しています。
 

仙腸関節と坐骨神経の関連

仙腸関節と坐骨神経の関連

腰椎椎間関節・腰仙関節における形状の個体差

仙腸関節だけでなく、第5腰椎と仙骨で構成される「腰仙関節」も非常に重要な関節です。

第5腰椎は「腸腰靭帯」と呼ばれる靭帯が仙腸関節の安定に寄与しており、仙腸関節を正しく見る上でも、腰仙関節の形状と機能はしっかりと理解しなくてはなりません。
 

仙腸関節の機能障害の原因と様々な症状

Sacroiliac Joint Disorder

上半身の状態と仙腸関節の障害

上半身の状態と仙腸関節の障害

脊椎や各関節の機能障害と仙腸関節の障害

仙腸関節は強固な関節のため、簡単には問題を起こしませんが、水の滴が少しずつ石を削るかの様に、長時間にわたり負荷が続くと次第に歪み始めます。

股関節の筋肉によって障害を受ける場合もあれば、上半身からの重みを受けて機能障害に至る場合もあります。

立っている時間が長い場合は、足首の問題も関わるケースがあります。
 

仙腸関節の障害と様々な症状

仙腸関節の障害と様々な症状

仙腸関節の障害と様々な症状

仙腸関節の不調は今まで説明した様に、股関節や坐骨神経痛の様な症状を出しますが、それ以外にも歩行障害や恥骨の痛み・アキレス腱炎や外反母趾・さらにはめまいなど、様々な問題を引き起こします。

大きな理由としては、仙腸関節は、他の関節と違って、腕や足を動かす様に意識して自分で動かせないという点です。

意識して動かせないために、いつの間にか他の関節に対して運動障害を引き起こしているため、ストレッチや運動では治せません。

ここが、股関節や腰と少々違う問題点の1つではないでしょうか。
少しでも不調を改善できます様、当院では、様々な症状で困っている方にも、仙腸関節に関しては、全ての方にかなり細かく検査していきます。
 

wordpressに投稿している症例報告をご覧になる場合は、
こちらをクリックしてください。

 

他の臨床コラムはこちらからご覧になれます。

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東京都港区芝5−27−5山田ビル503

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JR田町駅 徒歩2分
都営地下鉄三田駅 A3出口 徒歩1分

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初診:13,200円(税込)

再診(2回目以降)9,900円(税込)

再初診(前回から2ヶ月経過した場合):12,100円(税込)
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高校生以下は2000円割引します。

訪問(出張)による施術を希望される方は施術代22,000円+交通費(※施術人数によって施術代はお安くなります)

キャンセルポリシー:予約の変更またはキャンセルに対して、予約前日の場合は50%、当日の場合は100%のキャンセルフィーを頂戴しております。

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8/1よりビルの駐車場をお借りできることになりました。利用条件はこちらをご参照ください。

駐車場利用許可証をお渡ししますので事前にご連絡ください

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午後:14:00〜20:00
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